From a6d7721b8024c1b2c1fceaf8a6cc91770857bf74 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Sacha Chua Date: Sat, 27 Nov 2021 09:59:57 -0500 Subject: Update --- ...and-omegat--jean-christophe-helary--main_ja.vtt | 892 +++++++++++++++++++++ 1 file changed, 892 insertions(+) create mode 100644 2021/captions/emacsconf-2021-omegat--emacs-manuals-translation-and-omegat--jean-christophe-helary--main_ja.vtt (limited to '2021/captions/emacsconf-2021-omegat--emacs-manuals-translation-and-omegat--jean-christophe-helary--main_ja.vtt') diff --git a/2021/captions/emacsconf-2021-omegat--emacs-manuals-translation-and-omegat--jean-christophe-helary--main_ja.vtt b/2021/captions/emacsconf-2021-omegat--emacs-manuals-translation-and-omegat--jean-christophe-helary--main_ja.vtt new file mode 100644 index 00000000..8d159336 --- /dev/null +++ b/2021/captions/emacsconf-2021-omegat--emacs-manuals-translation-and-omegat--jean-christophe-helary--main_ja.vtt @@ -0,0 +1,892 @@ +WEBVTT + +00:01.280 --> 00:00:02.560 +皆さん、こんにちは。 + +00:02.560 --> 00:00:04.400 +エラリー ジャンクリストフといいます。 + +00:00:04.400 --> 00:00:05.680 +今日はEmacsのマニュアルの翻訳と + +00:00:05.680 --> 00:00:08.320 +OmegaTについてお話しします。 + +00:00:08.320 --> 00:00:10.960 +セッションに参加いただき、ありがとうございます。 + +00:10.960 --> 00:00:12.880 +自由ソフトウェアの世界では + +00:12.880 --> 00:00:15.040 +翻訳は本当に大きな意味を持ちます。 + +00:15.040 --> 00:00:17.119 +ほとんどのLinuxディストリビューション、 + +00:17.119 --> 00:00:18.720 +ソフトウェアパッケージ + +00:00:18.720 --> 00:00:19.920 +ウェブサイトが + +00:00:19.920 --> 00:00:22.320 +異なるプロセスやファイル形式を使い、 + +00:00:22.320 --> 00:00:23.439 +多くのコミュニティによって + +00:23.439 --> 00:00:24.880 +翻訳されていることをすでにご存知でしょう。 + +00:24.880 --> 00:00:27.359 +翻訳とローカライゼーションについては + +00:27.359 --> 00:00:29.599 +ノウハウと経験がかなり蓄積されています。 + +00:29.599 --> 00:00:30.400 +しかし、Emacsコミュニティについては + +00:00:30.400 --> 00:00:32.160 +必ずしもそうではありません。 + +00:32.160 --> 00:00:34.079 +色々と複雑で、 + +00:34.079 --> 00:00:35.200 +またリソースがないため、 + +00:00:35.200 --> 00:00:35.920 +ローカライゼーションプロセスが + +00:00:35.920 --> 00:00:37.600 +まだ確立していません。 + +00:37.600 --> 00:00:39.920 +しかし、マニュアルの翻訳は可能ですし、 + +00:00:39.920 --> 00:00:41.200 +マニュアルの翻訳によって、 + +00:00:41.200 --> 00:00:42.399 +Emacsコミュニティ全体に + +00:00:42.399 --> 00:00:45.600 +多くの利益がもたらされるでしょう。 + +00:45.600 --> 00:00:47.920 +では、マニュアルはどうなっているのでしょうか? + +00:47.920 --> 00:00:51.199 +今日現在、182のファイルが + +00:51.199 --> 00:00:54.160 +.texi や.org 形式で作成されています。 + +00:54.160 --> 00:00:56.559 +単語数は200万以上です。 + +00:56.559 --> 00:00:57.360 +文字数は、 + +00:00:57.360 --> 00:00:59.039 +5000万以上です。 + +00:00:59.039 --> 00:01:00.559 +これはかなりの量ですし、 + +01:00.559 --> 00:01:04.559 +当然ながら、一人でできる仕事ではありません。 + +01:04.559 --> 00:01:06.159 +.texi ファイルを開くと、 + +00:01:06.159 --> 00:01:07.760 +何が出てくるのでしょうか? + +01:07.760 --> 00:01:09.439 +実は、翻訳者が翻訳する必要が + +01:09.439 --> 00:01:10.560 +ないものが + +00:01:10.560 --> 00:01:12.400 +たくさんあるのです。 + +01:12.400 --> 00:01:13.680 +ここでは、一番最後の + +00:01:13.680 --> 00:01:15.040 +セグメント、一番最後の + +00:01:15.040 --> 00:01:16.400 +文だけが翻訳する + +00:01:16.400 --> 00:01:18.080 +必要があります。 + +01:18.080 --> 00:01:19.360 +このようなメタ的なものは + +00:01:19.360 --> 00:01:20.240 +すべて翻訳者の目に + +00:01:20.240 --> 00:01:24.479 +触れる必要はありません。 + +01:24.479 --> 00:01:26.720 +このような場合はどう対処すればいいのでしょうか? + +01:26.720 --> 00:01:27.680 +ソースファイルの場合、 + +00:01:27.680 --> 00:01:29.360 +gettext というユーティリティーがあり、 + +00:01:29.360 --> 00:01:30.640 +翻訳可能な文字列を + +00:01:30.640 --> 00:01:32.079 +翻訳可能な形式に変換します。 + +00:01:32.079 --> 00:01:33.840 +それが .po 形式になります。 + +01:33.840 --> 00:01:35.520 +この .po 形式はどこにでもあり、 + +00:01:35.520 --> 00:01:36.400 +自由ではないソフトウェア + +00:01:36.400 --> 00:01:38.720 +翻訳業界でも広く使われています。 + +01:38.720 --> 00:01:39.520 +ドキュメントについては + +00:01:39.520 --> 00:01:40.720 +別のツールがあります。 + +00:01:40.720 --> 00:01:42.000 +po4a と呼ばれるもので、 + +00:01:42.000 --> 00:01:45.119 +これは「po for all」の略です。 + +01:45.119 --> 00:01:46.399 +po4aを182.texiと + +00:01:46.399 --> 00:01:49.200 +.org ファイルに用いると + +00:01:49.200 --> 00:01:50.479 +どうなるでしょうか? + +01:50.479 --> 00:01:52.640 +先ほどよりずっといいものができました。 + +01:52.640 --> 00:01:54.799 +これで分節が3つができました。 + +01:54.799 --> 00:01:55.759 +ご覧の通り、 + +00:01:55.759 --> 00:01:56.399 +最初の2つの分節は + +00:01:56.399 --> 00:01:57.280 +翻訳の必要がないので、 + +00:01:57.280 --> 00:01:58.880 +完璧ではありません。 + +01:58.880 --> 00:01:59.520 +ですから、まだ + +00:01:59.520 --> 00:02:02.479 +改善の余地があります。 + +02:02.479 --> 00:02:04.960 +さて、このファイルセットを + +00:02:04.960 --> 00:02:07.119 +OmegaTに入れると翻訳対象単語数が + +00:02:07.119 --> 00:02:08.800 +かなり減ります。 + +02:08.800 --> 00:02:11.360 +単語数が50%、 + +00:02:11.360 --> 00:02:14.239 +文字数が23%減りましたが、 + +02:14.239 --> 00:02:15.680 +まだかなりの仕事量です。 + +00:02:15.680 --> 00:02:17.599 +では、ここでOmegaTについて、 + +00:02:17.599 --> 00:02:22.239 +そして、OmegaTがどこに役立つかを見てみましょう。 + +02:22.239 --> 00:02:25.440 +OmegaTは、GPL3+ Java8+ のソフトで + +02:25.440 --> 00:02:27.599 +コンピューター支援翻訳ツールです。 + +02:27.599 --> 00:02:29.440 +Computer Aided Translationと呼ばれます。 + +02:29.440 --> 00:02:30.720 +CATは翻訳者にとって、 + +00:02:30.720 --> 00:02:33.280 +プログラマーにとってのIDEのようなものです。 + +02:33.280 --> 00:02:35.040 +CATは、コンピュータの力を利用して + +00:02:35.040 --> 00:02:36.480 +翻訳者の仕事を自動化します。 + +00:02:36.480 --> 00:02:38.400 +例えば、参考翻訳の検索や + +00:02:38.400 --> 00:02:40.800 +ファジーマッチ、自動入力 + +00:02:40.800 --> 00:02:44.080 +などのようなものです。 + +02:44.080 --> 00:02:46.319 +OmegaTは最近のものありません。 + +02:46.319 --> 00:02:48.319 +来年で20年になり、 + +02:48.319 --> 00:02:48.959 +現時点では + +00:02:48.959 --> 00:02:51.440 +SourceForgeのサイトから + +00:02:51.440 --> 00:02:53.200 +150万件前後のダウンロードがあります。 + +00:02:53.200 --> 00:02:54.080 +これにはローカライズや + +00:02:54.080 --> 00:02:55.040 +マニュアルに使用されるファイルが + +00:02:55.040 --> 00:02:56.480 +多少含まれるので、 + +00:02:56.480 --> 00:02:57.920 +それほど意味はありませんが、 + +00:02:57.920 --> 00:02:59.599 +それでもかなり大きな数字です。 + +02:59.599 --> 00:03:00.720 +OmegaTは、多くのLinux + +00:03:00.720 --> 00:03:02.400 +ディストリビューションに含まれますが、 + +00:03:02.400 --> 00:03:03.680 +ここで見られるように + +03:03.680 --> 00:03:05.920 +ほとんどがWindowsでダウンロードされています。 + +00:03:05.920 --> 00:03:06.800 +なぜなら、翻訳者は + +00:03:06.800 --> 00:03:09.680 +ほとんどWindows上で作業しているからです。 + +03:09.680 --> 00:03:11.120 +OmegaTにもかっこいいロゴと + +00:03:11.120 --> 00:03:12.080 +かっこいいサイトがあります。 + +00:03:12.080 --> 00:03:13.920 +ぜひ一度ご覧ください。 + +00:03:13.920 --> 00:03:16.159 +サイトはomegat.orgで、 + +03:16.159 --> 00:03:17.280 +すべての必要な情報が見られます。 + +00:03:17.280 --> 00:03:19.040 +また、Javaの有無の関わらず、 + +00:03:19.040 --> 00:03:22.080 +Linuxバージョンもダウンロードできます。 + +03:22.080 --> 00:03:24.799 +では、OmegaTによって何が変わるのでしょうか? + +03:24.799 --> 00:03:26.560 +プロの翻訳者が提供しなければいけないのは、 + +03:26.560 --> 00:03:27.680 +速く、一貫性があり + +00:03:27.680 --> 00:03:29.519 +品質の高い翻訳です。 + +03:29.519 --> 00:03:30.720 +それを実現するためには、 + +00:03:30.720 --> 00:03:32.159 +適切なツールが必要です。 + +00:03:32.159 --> 00:03:34.239 +po-modeがツールボックスの一部であればいいのですが、 + +00:03:34.239 --> 00:03:35.120 +そうはなっていません。 + +03:35.120 --> 00:03:36.560 +残念ながら。 + +03:36.560 --> 00:03:39.760 +ですから、そのようなCATツールを使わなければなりません。 + +03:39.760 --> 00:03:41.440 +このデモのために作成したプロジェクトを + +03:41.440 --> 00:03:43.120 +開くと、OmegaTがどのように表示されるか + +03:43.120 --> 00:03:45.200 +お見せしましょう。 + +03:45.200 --> 00:03:46.640 +表示はかなりややこしいですが、 + +00:03:46.640 --> 00:03:47.760 +実際には、必要に応じてすべての + +00:03:47.760 --> 00:03:49.519 +ウィンドウを変更できます。 + +03:49.519 --> 00:03:50.400 +OmegaTがどんなものなのか + +00:03:50.400 --> 00:03:51.120 +理解していただくために + +00:03:51.120 --> 00:03:53.680 +一度にすべてをお見せしたいと思います。 + +03:53.680 --> 00:03:55.200 +さまざまな色やウィンドウがあり、 + +00:03:55.200 --> 00:03:55.920 +それらスペースには + +00:03:55.920 --> 00:03:57.120 +翻訳者を支援する + +03:57.120 --> 00:03:58.560 +さまざまな機能がありますが、 + +00:03:58.560 --> 00:03:59.360 +皆さんにはあまり + +00:03:59.360 --> 00:04:02.879 +馴染みがないかもしれません。 + +04:02.879 --> 00:04:04.080 +今からそのインターフェースを + +00:04:04.080 --> 00:04:05.680 +ご紹介します。 + +04:05.680 --> 00:04:07.519 +まずは、エディターですね。 + +04:07.519 --> 00:04:09.439 +エディターは2つの部分から成ります。 + +04:09.439 --> 00:04:10.480 +番号に関連づけられた + +00:04:10.480 --> 00:04:12.319 +現在の分節と、 + +00:04:12.319 --> 00:04:13.519 +もうひとつは上下にあるすべての + +00:04:13.519 --> 00:04:15.840 +分節です。 + +04:15.840 --> 00:04:16.720 +ウィンドウの一番上には + +00:04:16.720 --> 00:04:18.720 +.poファイルにあった最初の3つの分節が + +00:04:18.720 --> 00:04:20.799 +表示されています。 + +04:20.799 --> 00:04:22.880 +ここの最後の4つ目の分節には + +00:04:22.880 --> 00:04:28.720 +ファジーマッチが自動挿入されています。 + +04:28.720 --> 00:04:30.880 +このようなレガシー翻訳は + +04:30.880 --> 00:04:32.720 +「翻訳メモリ」と呼ばれます。 + +04:32.720 --> 00:04:35.280 +OmegaTがこれを自動挿入したのは、 + +00:04:35.280 --> 00:04:37.120 +私がそうするように設定したからです。 + +04:37.120 --> 00:04:38.560 +また、私自身のセキュリティのために、 + +00:04:38.560 --> 00:04:40.639 +翻訳の検証のために + +00:04:40.639 --> 00:04:41.919 +削除しなければならない規定の + +00:04:41.919 --> 00:04:44.880 +[fuzzy] がついています。 + +04:44.880 --> 00:04:47.919 +次の機能は、用語集機能です。 + +04:47.919 --> 00:04:48.479 +今回のプロジェクトには + +00:04:48.479 --> 00:04:50.160 +たくさんの用語集データがあります。 + +00:04:50.160 --> 00:04:52.560 +関連のあるものもあれば、そうでないものもあります。 + +04:52.560 --> 00:04:53.919 +今翻訳している分節では + +00:04:53.919 --> 00:04:55.199 +下線が引かれた項目が + +00:04:55.199 --> 00:04:57.520 +あります。 + +04:57.520 --> 00:04:59.040 +右側のポップアップメニューでは + +00:04:59.040 --> 00:05:02.240 +入力中に用語を入れることができます。 + +05:02.240 --> 00:05:04.639 +これは自動挿入システムのようなもので、 + +00:05:04.639 --> 00:05:07.039 +履歴予測や定型文などと + +00:05:07.039 --> 00:05:14.479 +いったような入力補完に対応しています。 + +05:14.479 --> 00:05:15.440 +右側の部分には、 + +00:05:15.440 --> 00:05:17.120 +.poと.texiのファイルから + +00:05:17.120 --> 00:05:18.240 +直接得られた + +00:05:18.240 --> 00:05:21.440 +参照情報があります。 + +05:21.440 --> 00:05:23.440 +また、パートナーの翻訳者と + +00:05:23.440 --> 00:05:25.759 +共有できるメモもあり、 + +05:25.759 --> 00:05:28.080 +翻訳完了までに + +00:05:28.080 --> 00:05:31.199 +あと143,000分節あることを示す + +00:05:31.199 --> 00:05:35.280 +数字も表示されています。 + +05:35.280 --> 00:05:37.120 +しかし、どうしても + +05:37.120 --> 00:05:40.000 +入力したくない文字列がたくさんあります。 + +05:40.000 --> 00:05:42.160 +例えば、これらの文字列は + +00:05:42.160 --> 00:05:43.840 +典型的な .texi の文字列で、 + +00:05:43.840 --> 00:05:45.039 +翻訳者が入力する + +00:05:45.039 --> 00:05:46.479 +必要はありません。 + +00:05:46.479 --> 00:05:47.360 +これについて + +00:05:47.360 --> 00:05:50.400 +どうにかしなければなりません。 + +05:50.400 --> 00:05:51.600 +そのためには、正規表現を使い + +00:05:51.600 --> 00:05:52.479 +保護された文字列を作成し、 + +00:05:52.479 --> 00:05:54.400 +ソース分節では + +05:54.400 --> 00:05:56.800 +文字列をすぐに視覚化し、 + +00:05:56.800 --> 00:05:59.120 +ターゲット分節で + +05:59.120 --> 00:06:00.479 +半自動的に入力し、 + +00:06:00.479 --> 00:06:01.680 +整合性を + +00:06:01.680 --> 00:06:04.479 +チェックできるようにしましょう。 + +06:04.479 --> 00:06:06.479 +処理したい文字列を定義するのに + +06:06.479 --> 00:06:08.160 +考えた正規表現は + +00:06:08.160 --> 00:06:09.600 +このようなものです。 + +06:09.600 --> 00:06:11.120 +正規表現のプロではないので、 + +00:06:11.120 --> 00:06:13.360 +皆さんからのご指摘もあると思います。 + +00:06:13.360 --> 00:06:14.560 +しかし、この表現は + +00:06:14.560 --> 00:06:15.919 +Orgモードの構文を + +00:06:15.919 --> 00:06:17.919 +まだ含んでいないにもかかわらず + +00:06:17.919 --> 00:06:20.960 +十分な定義になっています。 + +06:20.960 --> 00:06:22.344 +これで、触ってはいけない + +00:06:22.344 --> 00:06:23.440 +.texi 特有のものが + +00:06:23.440 --> 00:06:24.960 +すべてグレーで + +06:24.960 --> 00:06:26.100 +表示されるようになりました。 + +00:06:26.100 --> 00:06:27.680 +実は、お気づきかもしれませんが + +00:06:27.680 --> 00:06:28.479 +少しズルをしました。 + +06:28.479 --> 00:06:30.319 +先ほどの正規表現に「年」と + +00:06:30.319 --> 00:06:32.000 +「Free Software Foundation」の名前を追加しました。 + +00:06:32.000 --> 00:06:34.000 +なぜなら、どんな種類の文字列でも + +00:06:34.000 --> 00:06:35.520 +保護できることを + +00:06:35.520 --> 00:06:38.560 +示したかったからです。 + +06:38.560 --> 00:06:39.520 +これで、 + +00:06:39.520 --> 00:06:41.360 +触れたくない文字列を + +00:06:41.360 --> 00:06:43.440 +可視化することができましたが、 + +06:43.440 --> 00:06:45.440 +それでもすべての文字列を翻訳に + +00:06:45.440 --> 00:06:46.880 +入力しなければなりません。 + +06:46.880 --> 00:06:48.319 +そのために、先ほどの用語集で使った + +00:06:48.319 --> 00:06:50.400 +ポップアップメニューがあれば、 + +00:06:50.400 --> 00:06:51.520 +編集メニューの中にも + +00:06:51.520 --> 00:06:52.400 +不足しているタグを + +00:06:52.400 --> 00:06:53.919 +簡単に挿入するための + +00:06:53.919 --> 00:06:57.199 +ショートカットも用意されています。 + +06:57.199 --> 00:06:58.800 +最後に忘れてはならないのが + +00:06:58.800 --> 00:07:00.800 +入力の検証が可能なことです。 + +00:07:00.800 --> 00:07:02.479 +ここで、OmegaTは7つの保護された文字列を + +00:07:02.479 --> 00:07:05.759 +見逃したことをきちんと見せてくれます。 + +07:05.759 --> 00:07:07.599 +私は1998年だけを入力しましたが、 + +00:07:07.599 --> 00:07:09.280 +5つの異なる年があり、 + +00:07:09.280 --> 00:07:10.479 +著作権の文字列と + +00:07:10.479 --> 00:07:14.240 +FSF名の文字列がありました。 + +07:14.240 --> 00:07:15.970 +この極めてネイティブに近い + +00:07:15.970 --> 00:07:16.960 +Texinfo対応により、 + +00:07:16.960 --> 00:07:18.880 +入力するものがずっと少なくなり、 + +07:18.880 --> 00:07:19.919 +エラーの可能性も + +00:07:19.919 --> 00:07:21.120 +ずっと低くなりました。 + +00:07:21.120 --> 00:07:25.199 +とはいえ、まだまだ大変な作業であることは間違いありません。 + +07:25.199 --> 00:07:26.319 +今、私たちが望んでいるのは、 + +00:07:26.319 --> 00:07:27.840 +仲間の翻訳者と一緒に仕事をすることです。 + +00:07:27.840 --> 00:07:28.720 +ここでわからないければならないのは、 + +00:07:28.720 --> 00:07:29.840 +OmegaTが実際に隠れ + +00:07:29.840 --> 00:07:32.080 +svn/gitクライアントであり、 + +00:07:32.080 --> 00:07:34.240 +チームプロジェクトがsvn/gitプラットフォームで + +07:34.240 --> 00:07:36.319 +ホスト可能であることです。 + +07:36.319 --> 00:07:37.199 +翻訳者は、VCSについて + +00:07:37.199 --> 00:07:38.880 +何も知る必要はありません。 + +00:07:38.880 --> 00:07:40.720 +ただ、アクセス認証を必要とし、 + +00:07:40.720 --> 00:07:42.400 +OmegaTは翻訳者の代わりにコミットします。 + +00:07:42.400 --> 00:07:44.080 +このようにして、 + +00:07:44.080 --> 00:07:45.759 +醜くて不十分なウェブベースの + +00:07:45.759 --> 00:07:47.199 +翻訳システムを使う必要なく、 + +00:07:47.199 --> 00:07:48.800 +強力なオフラインのプロフェッショナルツールを + +00:07:48.800 --> 00:07:51.440 +使うことができるのです。 + +07:51.440 --> 00:07:52.479 +この翻訳プロジェクトを + +00:07:52.479 --> 00:07:54.160 +ホストしているプラットフォームを見ると、 + +00:07:54.160 --> 00:07:55.919 +このように見えます。 + +07:55.919 --> 00:07:57.199 +最後の更新は、このスライドを作成した + +00:07:57.199 --> 00:07:58.639 +20日と30秒前のもので、 + +00:07:58.639 --> 00:08:00.720 +同じファイルセットで + +08:00.720 --> 00:08:02.479 +一緒に作業したパートナーが + +00:08:02.479 --> 00:08:04.639 +いたことがわかります。 + +08:04.639 --> 00:08:05.520 +私たちは翻訳をプラットフォームに + +00:08:05.520 --> 00:08:06.879 +コミットしたように見えますが、 + +00:08:06.879 --> 00:08:07.680 +それは私たちでなく、 + +00:08:07.680 --> 00:08:11.039 +OmegaTでした。 + +00:08:11.039 --> 00:08:13.599 +すべての面倒臭い仕事はOmegaTが行います。 + +08:13.599 --> 00:08:15.039 +定期的にサーバーに保存し、 + +00:08:15.039 --> 00:08:16.879 +サーバーから同期します。 + +08:16.879 --> 00:08:18.720 +翻訳者は、仲間の翻訳した内容を + +08:18.720 --> 00:08:20.479 +定期的に得られます。 + +00:08:20.479 --> 00:08:21.680 +そして必要に応じて + +00:08:21.680 --> 00:08:23.360 +OmegaTは、簡単な + +00:08:23.360 --> 00:08:25.440 +コンフリクト解決のためのウインドーを表示します。 + +08:25.440 --> 00:08:27.039 +翻訳者は、svnやgitを使って + +08:27.039 --> 00:08:29.360 +何かをする必要はありません。 + +08:29.360 --> 00:08:30.800 +そして今、私たちは、 + +00:08:30.800 --> 00:08:31.599 +マニュアルが翻訳され、 + +00:08:31.599 --> 00:08:33.120 +最終的にはEmacsに含まれるという + +00:08:33.120 --> 00:08:34.159 +そう遠くはない未来を + +00:08:34.159 --> 00:08:35.279 +思い描くことができますが、 + +00:08:35.279 --> 00:08:36.080 +それはこのプレゼンテーションとは + +00:08:36.080 --> 00:08:39.760 +別の話になります。 + +08:39.760 --> 00:08:42.080 +というわけで、セッションの終わりになりました。 + +08:42.080 --> 00:08:44.240 +ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。 + +08:44.240 --> 00:08:45.600 +たくさんのトピックについて + +00:08:45.600 --> 00:08:46.880 +触れないと約束しましたが、 + +00:08:46.880 --> 00:08:50.000 +約束は守れたのではないでしょうか。 + +08:50.000 --> 00:08:51.600 +Q&Aもありますが、 + +00:08:51.600 --> 00:08:52.517 +実は、先週の土曜日に + +00:08:52.517 --> 00:08:53.600 +Redditでこのセッションに関するスレッドも + +00:08:53.600 --> 00:08:55.519 +立ち上げました。 + +08:55.519 --> 00:08:57.279 +emacs-helpやemacs-develのメーリングリストでも + +00:08:57.279 --> 00:08:59.200 +私の名前を見つけることができますので、 + +00:08:59.200 --> 00:09:00.480 +ご質問やご意見がありましたら、 + +00:09:00.480 --> 00:09:02.080 +遠慮なくお寄せください。 + +09:02.080 --> 09:06.760 +それでは、またお会いしましょう。 -- cgit v1.2.3